朝ドラで時代の変化をみる
NHKの朝ドラお帰りモネが終了した。
ここで、最後の結末はどうなるのかと思っていたら、モネの恋人の先生とは相変わらず、遠距離恋愛で結婚しておらず
モネは故郷で頑張っている。
妹のみーちゃんはりょうーちんと良い関係になったが、みーちゃんは志望の大学に進学する。
つまり自分のやりたいこともやり、恋人との関係も持続するという新しい時代の女性を描いている。
うーん やっぱり私達の青春時代と違う。
私はいわゆる国家資格を持ち、男女平等の仕事だが、実際に管理職は男性がほとんどでありやはり男性優勢です。
そして定年まで正職員をやり遂げたクラスメイトは公立病院のかたしかいません。
私立の病院で子供を産んで仕事を続けていた友人は、休日の当番でこどもを背負って仕事をしたそうです。
そしてやはり無理と結果正職員を辞めざるをえませんでした。
女性は家庭に
もう死語になりつつある?
実は私は若い頃専業主婦志向でした。
母が共働きでいつもつかれているのを見ていたのと、中学生の頃から母に負担をかけたくないので自分の弁当は自分で詰めていました。
修学旅行のお迎えも忙しい時期だったので駅までのお迎えは無く淋しい思いをしました。
叔母も仕事をしながら主婦をしており、身体の弱い叔母は常々サラリーマンの奥さんが一番楽、自分の娘には自営業の人には嫁がせたくないと口にしていました。
母はいつもお前は身体が弱いのだからサラリーマンの奥さんになって専業主婦になったほうがいいよと言っていました。
私は子供を産んで、家事をしてそんな生活を夢見る人でした。
でも、結果は
私の結婚は66歳!
でも働き続けて良かったことは一杯あります。
働き続けることでの人を頼らない自分の生活の確立
これが一番いいとわかったのは
10年くらい前の友人の一件。
仕事帰りできたくを急ぐ私の携帯に電話あり
疎遠になっていた中学生のときからの親友からでした。
札幌に出てきているそうで久しぶりに会うことになりました。
楽しくランチして旧交を温めましたが、何回か会ううち、家出して来て娘さんのマンションに居候しているそうで別居、離婚の危機らしいことがわかりました。
彼女は半管半民の金融機関をことぶき退社して大手自動車メーカーに勤務のご主人と幸せな専業主婦の生活を送っていたはず。
なんで?
こどもさんが精神の病気になり15年間の介護、加えてその大手自動車メーカーの経営不振による大幅な人員整理
嵐が吹き荒れたそうで、次第に夫婦仲が冷えたそうです。
夫が悪いの
何にも協力しないで、
私をこんなにおいつめたのは誰なんだよ!
舌峰荒く聞いてる私も絶句。
娘さんのマンションで暮らすこと3カ月
そろそろ戻らないとほんとの別居。
でも夫からの返答は
帰ってくるな もう一緒にくらしたくない
離婚か、長期別居だ
長期別居の場合の送金額は酷いものでした。
一体いくら有れば暮らせる?
部屋代抜いて10万円
でもカツカツだよと答えました。
長い間専業主婦をやっていた彼女が出来る仕事は限られています。
そこでやっと友人は自分の置かれた立場を理解したようで暮らしていけないとおもったようです。
良い夫に恵まれればそれはそれでとっても幸せな人生でしょう。
かって、私が憧れた専業主婦生活。
夫は大企業に勤めている
でも時代は変わっていく
友人は子供の病気がなければ平安だったのに
と言いましたが、そのことによって夫婦としての試しを受けたのかもしれません。
白馬の王子様を待っていてはいけないと強く思ったことでした。
話が長くなるのでこの話の続きはまた後で。
今日も小春日和
すももが日光浴。
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