友とお別れ
札幌に帰ったらランチしようと言っていた友と約束どおり赤れんがテラスでランチした。
お洒落なレストラン。
(画像お借りしました)
札幌駅は複雑で地下鉄からの目指す出口が分からず待ち合わせの場所に行くのに苦労した。
札幌市から70歳になったらいただける敬老パス。
大活躍。
昔は無料だったが、札幌市も財政難か利用者が少し負担しなければならなくなった。
それでも17000円で75000円分使えるのでかなりお得です。
ランチをいただきながら話を聞くと突然私病気になったという。
なんと会話の無くなった夫と暮らすうち適応障害、鬱傾向
と診断されたそうで、
いわゆる夫源病。
上沼恵美子さんもかかった病。
彼女の夫は経営者なので、まだ現役で働いているが、子供達が巣立った後の二人の関係が露わになり、分かり合えない、価値観合わないとわかったそう。
オレ様気質で耐えられないという。
何せ妻に対してありがとうという言葉がない。
今まで耐えていたけど嫁の産後介護でサンフランシスコから帰ってみると部屋は荒れ放題で、おまけに食料は空っぽで夫に食べ物ないと電話するとインスタントラーメンあると言う返事。
疲れと夫の思いやりのなさでブチ切れたそうだ。
そのあと、食欲もなく、身体の調子も悪く、診療内科を受診した。
彼女はいう。
人生100年時代。
子育てが終わって親としての責任果たしたら、自分のやりたかったことをやって、自分の人生を生きたいと。
賛同します。
彼女とは救急病院を辞めたあと、非正規で働いた職場で知り合いました。
子供の教育費を確保するために必死で働いていました。
子供達が社会人になって何気に、私の働いたお金は教育費で何も残っていないというと
お前がかってにやったことだと言われ、ありがとうの一言や労りの言葉もなかったそうです。
近年、熟年離婚が増えているそうで、これも人生100年時代を迎えたことでしょうか。
女性の社会進出もめざましい。
男女平等
と言われてますが、身体の機能も違うし、役割も違うと思います。
せめて オレ様が養ってやっているという気持ちではなく、お互いの苦労、存在を認め合う間柄でいたいものです。
夫の存在が原因で心の病になったので、母親が暮らす実家に戻ることにしたと言います。
医師も夫のいない所で暮らせば薬も要らずに治りますよと言ったそうです。
将来離婚も視野に入れての別居。
籍を抜くのはよくよく考えて、と言っておきました。
北海道には雪が溶けた頃帰ってみるといって彼女は北海道を去る事になりました。
女性の社会進出も当たり前、結婚しても共働き。
女性の意識も変化しているのに男性側の意識が変わらないという事でしょうか。
お互いがお互いを尊重して和やかな老後をおくれるようになりたいですね。
趣味の美術館で絵画鑑賞が一致して名画を見たあと彼女とよくランチ巡りをしました。
その彼女が去って淋しい。
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